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ツインバードPY-E631の話

 このページではホームベーカリー「ツインバードPY−E631」での実験例をご紹介しています。

 他のHBをお使いの方にも参考になる可能性はありますが、基本的には「PY−E631」の作動や
 機能に合わせて作成しているので、他のHBに応用出来ない場合もあります。
 あらかじめご了承ください。


PY-E631で、少ない生地を捏ねる

 ホームベーカリー「ツインバードPY−E631」は横長タイプの底面積が広いホームベーカリーです。
 (私は、底面積の広いHBで試してみたい事があったので、あえてこの機種を選びました。)
 説明書にも記載があるのですが、基本的には少ない生地を捏ねる構造にはなっていません。

 そこで、底面積が広いパンケースで少ない生地を捏ねる方法を考えて、試してみました。
 手順は以下の通りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)
ボウルに計量した「粉状の材料」だけを入れて、ゴムベラで
よく混ぜます。(所要時間30秒程度)

(2)
無塩バターは混ざりやすいように、スプーンでこそげ取る様
に薄くしながら計量します。
時間があれば、室温に戻して柔らかくしておいてもOKです。

(3)
手順(1)のボウルに水分を含んだ材料(水・牛乳・卵等の
材料)と無塩バターを加えて、ゴムベラでよく混ぜます。んど
の寺領(所要時間1分程度)

ボウルの中で余分な粉が遊ばなくなる程度に生地がまと
まったら、OKです。

(4)
パンケースに羽をセットしておきます。
羽の上に手順(3)の生地をのせてフタをして、10分経って
から「捏ね(独立コース)」のスイッチを入れます。
※10分程度待つことで、材料と水分をなじませます。

(5)
捏ねている途中、一時的に生地がまとまらない状態になり
ます。

(6)

生地がまとまって捏ねあがった状態。捏ね時間は生地の
配合にもよります。捏ね時間が足りないように感じた場合
は、独立コースで捏ね時間を追加します。
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 上記の試作は、「小麦粉180g」の生地で、行っています。
 材料が少ないと、「材料がまとまる。」というところに時間がかかってしまうので、あらかじめボウル
 の中で混ぜてまとめてしまうことでカバーしています。

 配合の異なる生地で何度か試しましたが、捏ねにかかる時間は異なるものの、少ない生地量でも
 問題なく捏ねることが出来ました。

 生地によっては、生地の一部がまとまらずにパンケース内の外側にくっつく場合がありますが、
 その場合はゴムベラで中央の生地にまとめてみてください。

 ただし、「この方法であれば、どんな量のどんな生地でも捏ねられる。」というわけではありません。

 固めの生地(手で捏ねるための配合など)を捏ねようとした場合、生地が羽にからまずに、うまく
 捏ねることが出来なくなる可能性があります。
 「もっと生地量を少なくする。」「生地が柔らかくてまとまりにくい。」といった場合も、捏ねられなくなる
 可能性が出てきます。

 また、生地の量が少ないので、「途中で他の材料を足す。」というのも難しそうです。後からバター
 や砂糖を入れたり、レーズンを入れたりした場合、うまく混ざらない可能性があります。

 ここで紹介している方法は、「メーカーさんが推奨している捏ね方」ではないので、あくまでも「個人
 的な実験結果」と考えてください。

 特に機械を傷めるような使用法ではないと思っていますが、この方法を試される方は「自己責任」で
 お願いいたします。


  「独立コース(発酵)」に関する補足

 以前使用していたツインバードHBと比較すると、発酵時の温度の上がり方が少なくなっている様に
 感じました。独立コースで「デニッシュ」も作る設定になっているのが原因かと思われます。

 デニッシュ類はバターを折り込んでいるので、発酵温度が30度以上になると発酵中に折り込んだ
 バターが溶け出して、出来上がりがきれいな層になりません。
 そのため、発酵温度があまり高くならないように設定しているのでしょう。

 発酵温度が低めだと、生地の発酵が遅くなります。
 「発酵温度」が低くても「発酵時間」を延ばせばふくらみますが、寒い季節に「折り込み生地」以外
 の生地を発酵させようとすると、思ったよりも時間がかかってしまう場合があります。

 寒い時期にデニッシュ以外の生地を発酵させる場合は、「ぬるめの水を使用して、生地温度を上げ
 る。」といった工夫をするか、あるいは「HBで発酵させずに、温度を上げやすいスチロールボックス
 等を使用する。」…という対応をした方が良いかもしれません。

 発酵温度を低めに設定しているHBの場合、「室温の高い夏場に作るか。室温の低い冬場に作る
 か。」により、発酵速度に差が出やすくなる点にもご注意ください。                page top


PY-E631で少ない生地を捏ねて、副材料を混ぜる。

 「PY−E631」のようなパンケースが横長のHBで「少ない量の生地」を捏ねた場合、レーズン等の
 副材料を後から入れて混ぜようとすると、生地が具材をパンケースの外側にはじいてしまい、なか
 なか生地に馴染まない可能性があります。

 しかし、手捏ねだけで副材料を混ぜようとした場合、うまく捏ねないと副材料の混ざり方にばらつき
 が出る可能性があります。

 そこで、「手で捏ねて副材料を生地の中に入れてから、HBで捏ねて生地全体にいきわたらせる。」と
 いう方法を考えて、試してみました。

 「PY-E631で、少ない生地を捏ねる」の手順(6)で生地を捏ね終わったら、大きめのボウルに
 生地を取り出して、副材料を加えて「生地に副材料をまぶして、折りたたんで押す。」という感じで
 手で捏ねます。(写真A
       ※掲載しているのは、小麦粉180gの生地に約30%のレーズンを入れた試作の写真です。

 捏ねる速度にもよりますが、1分程度手で捏ねれば、生地の中に副材料が入ると思います。

 副材料が生地の中に入ったらパンケースに戻し(写真B)、「独立コース・捏ね」で3分程捏ねます。
 同じ方法で、黒炒りゴマや刻んだクルミも生地に混ぜ込んでみましたが、問題なく混ざりました。
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ゴマやクルミは多少長めに
捏ねても大丈夫なのですが、
レーズン類は長く捏ねると
潰れてしまう可能性がある
ので、ご注意ください。

※捏ねる生地量によっては、
 そのまま混ぜられる可能
 性もあります。
写真A
写真B